あらいくらごん

のんびり思いをつづる

2015年 冬アニメ感想 part.4 (艦これ)

艦隊これくしょん ~艦これ

「暁の水平線に勝利を刻みなさい!」

 正直なところ、一番書きにくい作品だ。というのも、私が舞鶴鎮守府の一提督だからだ。秘書官は舞鶴の駆逐艦大好き提督である。また、私のプレイスタイルとして以前は「轟沈もやむなし」という方針をとっていた(今はしていない)加えて、母港は100隻までと決めており、解体も平気で行う提督なのだ。(むしろ、そのセレクションが楽しくて仕方がない)
 だからこそ、アニメ版艦これというのは、対岸の火事みたいなもので、そこまでむき出しの感情がないのだ。唯一思うのは、
「アニメ版の提督はお金持ちなんだろうなあ」

ってことくらい。

さて、一人のゲーム版提督からの視点はここまでとして、アニメオンリーの感想を。

 アニメ版では、終始「謎の力」「予感」「作戦指令書」等が物事を決定する上で優先的に取り上げられていた。電探?索敵?敵の正体?敵の性能?天気?そんなのは関係ないようだ。同様に陣形も関係無いようで、最終話は不思議な陣形だったなあ。
 だからこそ、不思議な環境で、不思議な力で、不思議な敵?を倒すのだ。
 あーこの調子だと暗い記事になりそうなので、少し私の妄想を書く。「提督=吹雪説」
である。

「提督=未来の吹雪説」とは
 私が独断と偏見で決めたことである。一言でまとめると、未来の吹雪が過去の歴史を変えようとしているのだ。同時系列に同じ個体が存在するのはおかしいと思うあなた。私もだ。でも、こうでもしないとアニメ版艦これと向き合えないんだ。
 メリット 
 すべての行動に正当性が生まれる
 如月が沈んだことも許される(かも知れない)
 提督が姿を見せない理由
 デメリット
 視聴者にとっての可能性が失われる。
 アニメ版大井っち(アニメっち)の誕生酔いどれ足柄の誕生
 ゲーム版にも未来改変の余波が


メリット
・すべての行動に正当性が生まれる
 意味不明な作戦変更も、謎の配置換えも全ては未来を知る吹雪が指示しているのだから間違えるはずは無い。
 吹雪への謎の求婚も、未来の吹雪だからこそできるワザ。求婚されればやる気になることもわかっていたのだ。
 赤城の護衛という点についても、扶桑姉様を出さないことで、強制的に赤城へ。
 
・如月が沈んだことも許される(かもしれない)
 明るい未来のためにはどうしても犠牲が必要だったのだろう。
 
・提督が姿を見せない理由
 視聴者が見たら一発で成長した吹雪だってわかっちゃうからね。きっと艦娘は気づいていないんだろう。だって、電探より予感を優先する娘ですし。

デメリット
・視聴者にとっての可能性が失われる
如月轟沈、本土空襲から察するに、未来の吹雪は「最後に勝つためならなんでもする」考えを持っていると思う。また、アニメ版艦これは、少なからず実際の歴史を参考にしている面がある。
つまり、歴史上で実際に活躍した艦娘やゲーム版で使い勝手の良い艦娘がアニメ版に出演するかも。

雪風提督は両手を上げて喜ぶでしょう。

・アニメ版大井っち(アニメっち)、酔いどれ足柄の誕生
 未来改変では、弊害というものが必ず付き纏う。そして、この弊害を受けてしまったのがアニメっちと足柄なのではないか。
 加えて、何故か百合っぽい雰囲気も未来改変の余波と考えれば……
 全ては明るい未来のための犠牲なのだ。(メガネを外す霧島も許されるはず)

・ゲーム版にも未来改変の余波が……
 ゲーム版艦これは、ボイスやイラスト追加というプレーヤーとしてかなり嬉しいアップデートをしてくれる。しかし、未来改変の余波がゲーム版にも及んでしまうと色々変わるところもあるのかもしれない。
 まあ、アップデートで声変わりしたり、見た目が変わりすぎて脱皮?みたいなこともあったし。

最後に、横暴な持論を対した証拠もなく展開してしまいすまない。しかしゲーム版の提督は、かつて敗北を刻んだ彼の地で今度こそはと、艦娘とともに勝利に向かって邁進している。
この姿こそ、未来改変なのではないか?
そう考えると、「提督=未来の吹雪説」を推したくなるのだ。
 
自分を含めて、私はいろいろな人の色んな考えを尊重する。

 

アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」公式サイト